『理科実験』は神奈川県立山北高等学校で，1996年度（平成8年度）から３年文系の必修選択に，理科の独自科目として設定された，２時間連続の理科に関する実験実習科目である。物理・化学・生物・地学の各分野の実験・実習を通して，実験に関する基本的な操作や考え方を学ぶために設置された。この科目の選択者は理科系進学者ではなく，就職希望者や文系の専門学校希望者である。したがって，理科の専門的な実験ではなく，ものづくりを通して，理科的な考え方を学ぶ内容が主となっている。山北高校では，『理科実験』以前にも『理科Ⅱ』として実践されていた。理科実験は，流しとガス台の設置された化学実験室で行なうため，化学系の実験が多く設定されている。 1998年12月 （池田博明記）
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これまでに実施した実験例
各実験内容の紹介では図を省略してあります。教師用の解説は色文字で示しています。
実施を検討している実験
主な参考文献
ものづくりハンドブック１～４ （仮説社）
神奈川県立青少年センター 科学部 体験活動 資料
化学と教育 （日本化学会の教育会員用雑誌）
『たのしくわかる化学実験事典』『たのしくわかる物理実験』（東京書籍）
『身近なライフサイエンス実験』（オーム社）
『授業に役立つ化学実験のくふう』（大日本図書）
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